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Channel: スポーツナビ+ タグ:パス成功率
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パス成功率の落とし穴。W杯まで、1年切った今だからこそ、次の監督候補の条件を考えてみる。

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サッカーはデータで、選手を評価したりすることが多くなった。そこには大きな落とし穴がある。ただ、データを並べても、野球と違って評価することは難しい。もちろん、得点数だけは、PKの得点を除けば客観的な評価はできるが、データの結果だけを見るのではなく、どうしてその数字になったかどうか要因を見るほうが大切である。特に、パス成功率はこれだけでは評価が難しいにもかかわらず。パス成功率が低いから外すべきという人までいるありさまだ。自分は、パス成功率ではなく、パス成功数を見たほうがまだ、客観的な評価ができると思う。パス成功数を見れば、どこからゲームを組み立てているかわかるからである。しかし、パス成功数でもいえるが、パス成功率だけでは客観的な評価はかなり難しい。なぜなら、どれだけパス成功率が良くても、それが、バックパスや横パスなどの安全なパスが多かったり、パスが成功しても流れを止めるようなパスでは、どれだけパス成功率が良くても良い選手とは言えない。逆にパス成功率が悪くても、どれだけパスミスをしても、相手の嫌がるところや点が入りそうな所に、パスを出していて、その何本かがゴールに直結するならば、ゴールに絡んだ選手のほうが良い。ただ、データを出すことでわかってくることもあるのも確かである。ゆっくり走っていて走ってないように見えても、長い距離を走っていたりする選手などは数字を見ないとわからない。ただ、数字だけで決め付けるのではなく。数字の背景にある要因これを考えないと数字は意味ないものとなる。 W杯まで1年を切った今だからこそ、次に監督候補となる人物の条件をピックアップしたい。Jリーグの監督からや、日本人の監督からという声もあるが、自分の考えとしては、本場ヨーロッパから監督を連れてきてほしい。理由としては、まだ日本代表はヨーロッパのサッカーを学ぶ時期にあるのではないかと思うからだ。もちろん、日本独自のサッカースタイルを構築していく必要があるのは確かだが、日本のサッカーはヨーロッパのサッカーと比べて、非効率なサッカーをするチームがまだ多い。リズムは流れの中で、変えられないし、コンパクトに戦いすぎてサイドチェンジをあまりしないチームもある。もちろんそういう戦い方もあるのはわかるが、これでは限界がすぐに見えてしまうし、世界で戦うことは難しいと思う。なので、ヨーロッパからサッカーの基本や考え方そういったものを学ぶため、Jリーグでは呼ぶことが難しい監督を、比較的金の出せる代表監督で呼んでほしい。そして、今もやっているように定期的にその日本代表監督となった人物に、Jリーグの指導者やコーチ、サッカーの指導者に、ヨーロッパサッカーのイロハを教えてほしいと思う。もちろんヨーロッパサッカーと言っても色々な国があるし、どこがいいのかわからないが。自分の条件としては、前からのプレッシングに精通している人物が良いと思う。まだ、日本のプレッシングと、世界のプレッシングに違いがある。日本のプレッシングのほうが、どうしても長い距離を走っているイメージがあるし、ディフェンダーの寄せ方も甘い。サッカージャーナリストのコラムを見たら、日本のディフェンスは前重心で、世界では後ろ重心で守備をすると書いてあった。世界では、効率的で、守備をしている間にいつの間にか相手選手を囲んでしまうようなイメージがある。そして、できればサイドバックに人材がいる日本では、4バックを主流に戦ってくれる人物のほうが良いと思う。それに、攻撃的なサッカーをする人物がよく、個人的好みからすれば、4-2-3-1か、4-3-3のフォーメーションで戦ってくれて、若手を使ってくれる人物が良い。東アジア杯には、スカウトがかなり来るらしいし、新メンバーには期待したい。

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